【精霊流し】長崎のお盆の行事は結構危ない|さだまさしに遭遇した件
ども!ハヤテと申します
8/15夕方より地元長崎で一大イベントがあります
その名を精霊流し(しょうろうながし)
なんかシャーマンがする行事みたいに聞こえますがね
精霊流しって何をするの?
親族の方や友人の初盆の時に精霊船という船を
出してその船に亡くなった方の霊を乗せてその船を
押しながら街の公道を歩くという変わった行事である
精霊船はこのように色とりどりのものもあれば
シンプルでかっこいいものまで様々です
この船に故人の霊が宿ると考えられてます
主にこの船を運ぶまでの経路は
自宅から流し場と呼ばれるところまでで運ぶ
ここまででは、なんか普通の行事のように聞こえるのですが
なんとなんと・・・
精霊船を運んでる間、運んでる人は
爆竹(ばくちく)を四方八方に投げる
まさしく凶器・狂気・共起なイベントである
普通に歩いてたら多分死ぬ思いをします(笑)
人がいるほうに普通に投げてきます
ボクも何度か歩行者専用の道を歩いてるときに
目の前に爆竹が飛んできて逃げた覚えがあります
この日だけはみんな無礼講なんですよね(笑)
精霊流しは神聖な行事なんだ
上で説明した通りみんなお祭り騒ぎみたいな事してるんですが
決してそんなことはありません。
精霊船を運んでる方の表情は真剣そのもの
仲の良かった方の死を弔ってあげる気持ちが強く
精霊流しはお祭りのように映るんですが
表向きは仏教の行事ごとなんですよね
そんなボクも3年前におじいちゃんが亡くなり
2年前にじいちゃんの初盆の為、精霊流しがありました
ボクは仕事が忙しかったためいけなかったんですが。
ずっと、ばあちゃんからは
「お盆は精霊流しきてじいちゃんば一緒に流そう」
といわれてたんですが、行けなくて申し訳ない
ボクの親族はみんな長崎にいるので
ボク以外のみんなでじいちゃんの船を流してました
丁度、精霊流し終わったかな~って頃に
父ちゃんに電話しました
ワイ「父ちゃん?オレオレ!」
父ちゃん「オレオレ詐欺に聞こえるけん、それやめんね」
ワイ「ごめんごめん。精霊流しどげんやった?」
父ちゃん「じいちゃん、ちゃんと流れたよ」
ワイ「そうね。よかったねじいちゃん」
父ちゃん「そういえば、目の前の船がね」
「さだまさしのところの船やったばい」
ワイ「っえ!?」
精霊流しって知ってる人は多分
あるためなんだと思います
僕の実家からさだまさし氏の実家まで徒歩5分と
かなり近く、船出がかぶるというミラクルが起きました
その夜ボクは「精霊流し」を聴いて眠りました
まとめ
異文化が色濃く地域に残る長崎ならではの行事です
観光客の方も精霊流しを見に多く訪れるそうです
機会があれば是非足を運んでみてください
追記
父ちゃん「さだまさしのとこの船はでかかったばい」
ワイ「ふ~ん」
父ちゃん「やっぱお金もっとんね~」
ワイ「・・・」
~完~
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